スフェリコン (Sphericon)

スフェリコンの重心の軌跡

スフェリコンを平面上で転がすと、左右に大きく揺れながら、まっすぐに進んでいきます。真横から見ると、転がっても重心の高さは常に一定になっています。このように重心の高さが変わらない立体のことを、“等高重心立体”と呼びます。

Figure 1. Sphericon centroid

スフェリコンの回転

スフェリコンは、他のスフェリコンに接したまま、その周囲を回転することができます。一つのスフェリコン(緑)に接しながら、最大八つのスフェリコン(黄)を同時に回転させることができます。

Figure 2. Rolling Sphericon

スフェリコンの3Dモデルデータ (Sphericon 3D model data)

3Dプリンタで、直径約50mmの球に収まるサイズのスフェリコンが作れます。

3Dモデルデータはこちら [sphericon35.stl] (120kB, .stl)

※3Dプリンタでは一般に、立体内部は均一に充填されているわけではありません。そのため、3Dプリンタで造形したスフェリコンが等高重心であることは保証されません。